尼僧法団の歴史を知りたい こんな生き方がしてみたい

尼僧法団四十年のあゆみ

梶山日深上人の法功


 

末法濁世の尼僧等は

如何なる事をか勤むべき

ただ身に持てる法華経を

人類世界に捧ぐべし


B6判 240頁(18.8p×13.6p)
定価2000円
(送料実費)

ニチレン出版

−ある日、小柄だが全身から精気が漲り、周りを燃え上がらせるような、華やかさを持った御法尼に出会った。団長梶山智孝上人と聞いて、驚いた。もっと枯れて静寂な方だと想像していたからだ。
 傍で見ていると、口八丁手八丁、頭も切れるし度胸もよい、スカツとした、男もほれぼれするような女親分という趣であった。
−常説寺に、おかっぱ姿の梶山孝子が入山したのは、昭和13年10月4日であった。
 無人の時代が多かった寺は荒れ果てていた。寺にはどんぶり一杯の塩と古びた柱時計しか残っていなかった。三度の食事にもこと欠く日が続いた。
−日深の明るい声が聞こえてくる。
「命のもとは世界じゅう一つです。小さな私欲に流されることなく、大自然の中で祈りの心を大切に生きよう。そして緑あふれる地球と、戦争のない平和な国を子孫に残そうではありませんか。」(本文より)